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里親だより 2019年度

印刷ページの表示 ページ番号:0002090545 更新日:2020年3月24日更新

 「グリーンコープ生活協同組合おおいた」の協力により、組合員向け情報誌「元気通信」に、里親インタビュー等を掲載しています

2019年4月号

里親募集説明会のご案内を掲載しました(終了しました)。

2019年5月号

里親募集説明会のご案内を掲載しました(終了しました)。

2019年6月号

 
戸部里親の様子 実際に里親をされている戸部さんにインタビューしてきました。戸部さんは昨年、1歳になる女の子を里子として預かり養育しており、ご夫婦だけでなく、ご両親、ご親戚も一緒になって可愛がり、育ててくれています。
 
質問  里親になろうと思ったきっかけ、動機は何ですか?
答え 

私たち夫婦はなかなかこどもを授かることができず、医療の力をかりていました。
通院先のエレベーターで里親説明会のポスターを目にして、私たち夫婦も違う形でこどもを迎え入れ育てていくのも幸せなのではないかと思い、説明会に参加したことがきっかけです。

質問 里親になってみて家族の変化はありましたか?
答え 里子ちゃん中心の規則正しい生活スタイルになり、夫婦そろって若返り、健康になりました(笑)。
また、両親はもちろん、親戚中が里子ちゃんを可愛がり、みんなのアイドルになっています。
里子ちゃんも親戚のお兄ちゃん、お姉ちゃんと遊ぶのが大好きです。
質問 里親になってみていかがですか?
答え 里子ちゃんと一緒に生活を始めて一年が経ちました。
いつまでも大声で泣き続けたり、買い物の途中で寝転んだりして、イヤイヤ期真っ只中の子育てに困ったこともありましたが、家族三人で笑った日の方が多かったような気がします。七夕、クリスマス、節分、ひな祭り…。これまでは夫婦二人でしたが、里子ちゃんが来てにぎやかになり、いろんなイベントがますます楽しくなりました。
質問 みなさんにひとことメッセージをお願いします。
答え 「お父さん、お母さん」と言って抱きついてくれる里子ちゃんが可愛くてたまりません。
命を守り育てるという責任はありますが、私たち夫婦は里親になるという選択をしてよかったと思っています。
里子ちゃんの成長が今、一番の楽しみです!

2019年7月号

松田里親の様子 豊後大野市で里親をされている松田さんにインタビューしました。
松田さんは平成15年に里親登録、平成23年にファミリーホーム事業を開始し、これまでに15人弱の児童を里子として預かり、養育してきました。
現在は、5人の里子と一緒に暮らしています。
 
質問 里親になろうと思ったきっかけ、動機は何ですか?
答え 30年ほど前、児童養護施設に勤務しておりました。
当時は50人のこどもたちの暮らす施設に住み込みでしたが、毎日の日課や通常の家庭生活とのギャップを感じました。
質問 里親になってみて家族の変化はありましたか?
答え そもそも里親になる時期を決めたのは、主人と息子二人(当時、高校1年と中学3年)ですから、家族全員、驚くほどの協力体制でした。
その後、それぞれが巣立ち、家庭を持った今でも、実の妹、弟のようにかわいがり、心配し続けてくれています。
質問 里親になってみていかがですか?
答え これまで延べ13人のこどもたちの里親になり、「○○ちゃんのお母さん」と呼ばれ、保護者会で知り合った方々や地域の方々
に数えきれないほど支えてもらっています。
もしも里親をしていなかったら、どんな人生になっていたか?とは考えられないくらいに、こどもたちの持つ不思議な魅力(威力!)にはまります。
質問 みなさんにひとことメッセージをお願いします。
答え 妊娠して十か月、出産、そして授乳、日に日に育ちゆく赤ちゃんを愛でる行為の一つ一つが、親をも育てていくのでしょうが、
この行為をともに成しえなかった者同士が、親子になっていく訳ですから、容易ではないことは事実です。慣れる事はありません。
幾つになっても、常に初心であり、驚きの連続であり、反省であり、学びでありのpositiveな生活…貴方もいかがですか?

2019年8月号

里親の様子 宇佐市で里親をされている栗林さんにインタビューしました。
栗林さんは平成22年に里親登録し、これまでに3人の児童を里子として預かり、養育してきました。
現在は、2人の里子と一緒に暮らしています。
質問 里親になろうと思ったきっかけ、動機は何ですか?
答え 以前、親類の方から里親経験者の話を聞いていて関心はもっていました。
いつの日か時期を見てと主人と話をしていましたが、実子の子育てに追われる日々でした。
長男が学業を終え就職を機に家から巣立ち、末娘が小学生の内にまずは登録をしようと平成21年春、説明会に伺いました。
質問 里親になってみて家族の変化はありましたか?
答え 私も主人も年齢を重ねるように、5人の実子も巣立ったり子育てに協力してくれたりする子もいて、それぞれに成長をして里子たちと
も向き合ってくれています。
里親登録当初は不安な気持ちでいたこどもが現在大変可愛がってくれているのが嬉しい限りです。
さらに里子たちが孫と遊んでくれたり、実子の悩みの癒やしになったりしていることもありました。
血の繋がりだけではない、縁を感じて本当の家族になってきたのかなあと実感しています。
質問 里親になってみていかがですか?
答え 最初に生後間もない男児をお預かりし、その子が2歳の頃さらに男児をお預かりし悪戦苦闘の毎日でしたが、現在小学生になりました。
だんだん、心も身体も成長する里子たちに鍛えられ主人も私も実子とは違う中身の濃い子育てをさせて頂いています。
質問 みなさんにひとことメッセージをお願いします。
答え 毎日同じ日はないです。思い通りの子育てはなかなかできませんが、学校へ通い、元気に帰り、ご飯を仲良く食べてグッスリ眠る。
そんな何気ない毎日を送ることが、今一番の幸せです。
皆さんも、こどもの居場所を一緒に作ってみませんか。

2019年9月

里親募集説明会のご案内を掲載しました(終了しました)。

2019年10月

里親中央フォーラムのご案内を掲載しました(終了しました)。

2019年11月

里親の様子

日出町で里親をされている牧さんにインタビューしました。
牧さんは平成21年に里親登録し、これまでに里父として4人の児童を里子として預かり、養育してきました。
現在は、2人の里子と一緒に暮らしています。

質問 里親になろうと思ったきっかけ、動機は何ですか?
答え 里母が15年前、あるボランティアの活動に参加していた時に、指導に携わっていた先生・スタッフより誘いがあり、一緒に説明会に参加したのがきっかけです。
質問 里親になってみて家族の変化はありましたか?
答え 生活面はほぼ里母が見ることになるのですが、私が仕事から帰り、こども達が寝た後は自分の居ない間の出来事を聞いて、共に悩んだり笑ったりする夫婦の時間があります。 趣味以外の共通の話題が持てるのは特異なことですね。
夕食は必ず家族全員が揃ってからとりますが、その日の各自の出来事を話したりし、賑やかで笑い声が絶えません。
質問 里親になってみていかがですか?
答え 来るこどもそれぞれに個性があり得意なものがあります。難しいパズルだったり、運動だったり、読書だったりと… それを一緒に楽
しむことで自分達の幅も広がりました。
こども個々の事をより深く知るきっかけにもなり、一体感や愛情が生まれてくるのだと思います。
質問 みなさんにひとことメッセージをお願いします。
答え

今回は私(里父)目線の感想をお話ししました。
特に里母には大変な事も多いと思いますが、家族が増える事、こどもとの出会いは人生を豊かで刺激的なものにしてくれていると感じます。
いきなり覚悟を決めて長期の委託を受ける必要はありません。行政の説明会を受けた後に土日のみのトライアル養育からでもいいんです。
こどもとの関わりをぜひ体感してみてください。

2019年12月

里親の様子 日出町で里親をされている大柳さんにインタビューしました。
大柳さんは平成14年に東京都で里親登録し、大分への移住を機に平成18年に大分県で里親登録、そして平成22年からはファミリーホーム事業を開始し、これまでに15人の児童を里子として預かり、養育してきました。
現在は、4人の里子と一緒に暮らしています。
質問 里親になろうと思ったきっかけ、動機は何ですか?
答え 私たちは、東京都の八丈島というあの台風で有名な島で生活していたときに、たまたま新聞で見た「里親募集」の記事が目に留まり、早速登録しました。軽い気持ちで申し込みをしたのがきっかけです。社会的養護などという気負いはなかったです。
質問 里親になってみて家族の変化はありましたか?
答え 実子はすでに職についていて、里子がきても実子は同居していない状態でしたので、家族関係に変化はありませんが、実子が年に数回来るときには里子それぞれに洋服を買ってきてくれたり、クリスマスにはケーキが送られてきたりと、よき兄姉になっています。
質問 里親になってみていかがですか?
答え かつてのこどもたちと、現在預かる子たちとは隔世の感があります。それだけ社会が、家族関係が変化したのでしょう。言葉かけ
など様々に勉強しなくてはいけません。
そうした大変さはあるものの、育ち終えて我が家から離れていくことに寂しさと、嬉しさが同居する感情がわいてきます。
そんなときは続けていてよかったなーと思う瞬間です。本来は楽隠居の年なんですが・・・。
今では地域の方たちと「こども食堂」も開いています。
質問 みなさんにひとことメッセージをお願いします。
答え まずは話を聞くだけでいいと思います。気軽に里親募集説明会などに参加してみませんか?

2021年1月

里親の様子 大分市で里親をされている松井さんにインタビューしてきました。
松井さんは平成17年に里親登録し、平成18年から里親を開始、これまでに4人の児童を里子として預かり、養育してきました。
現在は、1人の里子と一緒に暮らしています。
質問 里親になろうと思ったきっかけ、動機は何ですか?
答え 児童相談所の方の講演を聞き、その話の内容がお預かりしたこどもさんの生涯の相談相手になってくれる人がいるかいな
いかで、その子の人生が大きく変わってくると言うような話でした。
里親のような立場でないと出来がたいことで、里親の役割の大切さを実感し、周りの勧めもあって、里親をさせていただこうと思いました。
質問 里親になってみて家族の変化はありましたか?
答え 主人と話し合う時間が増え、夫婦で共通の悩みを持つことは良いことだと思いました。
主人がいないとバランス良く育てる事が出来がたいことなのでいつも頼りにしています。
実子も以前より親に頼ることが少なくなったように思います。
質問 里親になってみていかがですか?
答え 子育ては大変なことが多いです。人のこどもさんとなると、なおの事です。
しかし、大変な事が多ければ、喜びも多くあるのではないでしょうか?
『情けは人の為ならず』と言うことわざのように苦労したことが、自分にも喜びとなって返ってくると信じています。
質問 みなさんにひとことメッセージをお願いします。
答え 子育ては大変なことだと思いますが、私は幼少の頃からこどもが好きでした。
同じ人生を通るなら人の為になることをしてみたいと思いました。
自分の好きなことで皆様のお役に立てることが有り難いです。
こどもさんの好きな方へ一緒に里親をしてみませんか?

 

2021年2月

里親の様子 由布市で里親をされている岡さんにインタビューしました。
岡さんは平成17年に里親登録し、平成18年から里親を開始、これまでに8人の児童を里子として預かり、養育してきました。
現在は、1人の里子と一緒に暮らしています。
質問 里親になろうと思ったきっかけ、動機は何ですか?
答え 3人の実子の末子が高校に入学し、手持ち無沙汰を感じていたときに新聞で里親募集の記事を見ました。
はじめは興味本位でしたが、説明会で話を聞くうちに「何かしなければ」と思い、すぐに申し込みをしました。
質問 里親になってみて家族の変化はありましたか?
答え

夫は単身赴任中でしたが、反対はしませんでした。
こども達は年が離れていたこともあり、大喜びで歓迎してくれました。
また、よく面倒も見てくれ、大助かりでした。今では、家中で一番背が高くなりました。

質問 里親になってみていかがですか?
答え 里親認定を受けて、すぐに1歳6 ヶ月の男の子を長期で預かることになりました。
二度目の子育てが始まり、無我夢中で気づけば、十数年の時が「あっ」と言う間に過ぎていました。
実子との違いは、やはりあり、里親子であること、実親のことなど、いつ、どう伝えれば良いか、随分と悩みましたが、児童
相談所の方とも相談してなんとか乗り越えてきました。
質問 みなさんにひとことメッセージをお願いします。
答え これまで、短期で何人かこどもを預かってきましたが、児童虐待のニュースを見るたびに胸が痛みます。
みなさん、一度考えてみませんか?私たちに出来ることがあるはずです。

2021年3月

里親の様子 臼杵市で里親をされている長野さんにインタビューしました。
長野さんは平成16年に臼杵市で里親登録し、平成17年から里親を開始、これまでに4人の児童を里子として預かり、養育してきました。
現在は、1人の里子と一緒に暮らしています。
質問 里親になろうと思ったきっかけ、動機は何ですか?
答え 実子が男女一人ずついますが、それぞれが大学生となり家を出て家族が年ごとに少なくなり、折りも父が他界し3人の生活となり、家の中がガラーンとした環境となってしまいました。
こどもらの部屋が残り、里母の「誰も居ないね、こども預かれないかな?」とポツンと言った一言が里親登録の決定打でした。
質問 里親になってみて家族の変化はありましたか?
答え 二つあります。
一つは、小学校のPTAに行くと、実子の同級生の何人かが親になって保護者として来ていますので、まるで浦島太郎になった気分でいます。
また、里子のクラスの子らは「○○ちゃんの父」と言ってくれますので、なんとも不思議な、でも心地よい感じです。
もう一つは、私たちを見て、友人家族が里親になった事です。
質問 里親になってみていかがですか?
答え まず、私(里父)の家事分担が進みました。
里母は自営業で仕事していますから、これまでもキッチンに立って料理をすることはありましたが、積極的ではなかったです。
こども委託を機に、掃除、洗濯、料理などの家事全般を分担するようになり、私の料理のレパートリーが増え、自己満足
ですが、腕も上がり、味も良くなりました。
里親川柳『家事分担 里子きてから オレもシェフ』は、私の入選作!
質問 みなさんにひとことメッセージをお願いします。
答え 里親となって、夫婦ともに若く、元気でいられます。
皆さんもいかがですか?