策定にあたって(ICT活用教育推進プラン2022)
策定にあたって
(1)策定の趣旨
大分県教育委員会では、平成25年度から毎年「大分県教育情報化推進戦略」を策定し、本県の教育情報化を推進してきました。平成28年3月には、本県教育振興の羅針盤となる「大分県長期教育計画(『教育県大分』創造プラン2016)」の策定に合わせて、教育情報化に関わる部分を具体的に推進する「大分県教育情報化推進プラン2016」を策定しました。その後、「学校教育の情報化の推進に関する法律(令和元年6月28日)」を受け、令和2年3月に「ICT活用教育推進プラン2020」(以下「プラン2020」という)を策定し、教育情報化に取り組んできました。
今回、プラン2020の推進計画が、令和3年度末までとなっていることから、これまでの取組の成果と課題、国の動向等を踏まえ、令和4年2月に「ICT活用教育推進プラン2022」(以下「プラン2022」という)を策定しました。
(2)計画の期間
プラン2022の期間は、大分県長期教育計画と合わせて、令和6年度末までの3年間とします。
(3)計画の構成
プラン2022は、2章構成としています。
第1章では、教育情報化に関する国の動向と本県におけるこれまでの取組と課題をまとめています。
第2章では、4つの基本方針に沿った「取組の方向性」を掲げています。また「毎年度の取組み」を紹介するため、二次元コードを読み取り、最新の情報が表示される仕組みとしました。
(4)計画の進行管理
プラン2022の実行にあたっては、具体的な取組の進捗や目標の達成状況について、教育庁内の関係各課室及び教育センターで構成する「大分県教育情報化推進委員会」で定期的に点検・評価し、進行管理を行います。また、「毎年度の取組」については、予算と成果等を大分県教育委員会のWebページで公表します。
近年の情報通信技術(以下「ICT 」という)の分野は、技術革新による大きな変動の時期にあるため、教育の情報化を推進する上では、取組の内容が時代の趨勢に合致した、より効果的・効率的なものとなるよう常に意識しておく必要があります。このため、プラン2022については、国の動向や社会の変化を見据えながら、適宜見直しを行うこととします。