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平成30年6月に中津市山国町守実の田ノ平上地区の治山工事が完了しました。
工事箇所は、平成24年7月の九州北部豪雨により、崩壊地が発生し、植生の侵入が見られないことから、拡大崩壊することが推測されました。また、渓流が浸食され、それにより発生した土石の一部が人家横の小屋および県道にまで流出したため、下流域へ甚大な被害を及ぼす恐れがありました。
そこで、
1.斜面の安定と早急な植生導入を図り、土砂の流出を防ぐこと
2.渓流の縦横浸食を防ぎ、下流への土石流出を抑止すること
3.流路を固定して乱流を防止し、荒廃地の安定を図り、林地の保全を図ること
を目的として、本工事を施工しました。
今後も地域住民のみなさまの安全で安心な暮らしを守る治山工事に取り組んで参りますので、御理解と御協力をお願いします。